新築の坪単価が、周辺中古より低いのはなぜ

2011.11.04

昭和62年の6月、最高倍率377倍、平均倍率109倍という高い競争率を記録した三井不動産販売の分壌マンションの場合を見てみます。立地は東京駅から横浜乗り換えで約45分、JR根岸線「石川町」からさらにバスで9分ほどのところ。間取りは3〜4LDK、専有面積62.81平方メートル〜122.42平方メートルで、最多価格帯は3900万円(坪単価157万〜168万円)という物件です。同社の広報担当者はこの物件の即日完売の理由として、(1)緑地や厚生・スポーツ施設などの団地内の環境が整備され、将来分譲地の外の環境がどのように変わったとしても、分譲地内の環境はそれに影響されることがない。

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(2)価格が周辺相場に比べてかなり安い。坪単価で最低157万円、最多価格の3900万円台というのも、4人家族を中心とする中堅サラリーマンには求めやすい価格である。(3)住宅金融公庫が利用できる。などの点をあげています。ちなみにリクルートの調べによると、横浜周辺の当時のマンション坪単価は、新築で約213万円、中古で190万円となっています。今回の「石川町」の物件はバスに乗り換えるとはいえ、横浜駅からわずか3駅目と近く、立地条件からみてもかなり割安な物件であることがわかります。ここまでの話の中で、もうお気づきの方もいるでしょう。「新築の坪単価が、周辺中古より低い?地価がこれだけ上がっていれば、たとえ地価上昇前に土地を買っていたとしても、周辺相場にスライドして分譲価格を上げるはず。なのにこれだけ安いのは何か欠陥があるんじゃないかな」と。でも心配はいりません。理由は「国土法」にあるのです。




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