土地で買うという選択肢

2011.10.14

昔のことで誰が書いたものか忘れてしまったが、主人公が「引っ越そうかな」と見知らぬ住宅街を歩いていると小さい子が現れて「この場所はきみに合ってるから買った方がいいよ」云々というアドバイスをもらって、そこを買うことにしたという小説を読んだことがある。土地には神さまがいる、そこまではっきりとした信心を持つ人は少ないかもしれないが、日本人は場所というものに対してある程度の信仰心を持っているし、特に大きな買い物である不動産を購入するときは方位等を気にする人だっている。信心とは少し違いかもしれないが、「なんとなくこの町がすき」、だとか「このあたりと自分はなんとなく波長が合う」だとか、そういうことをまず第一に考えて不動産を購入するというのも有りなのではないか。人間の勘はバカにできない。反対にいくら家が素敵だとか、資産価値がありそうだとかそういう理由があっても、なんとなくその敷地と合わなければ住みにくい。長く住み続けるのなら、まず土地の雰囲気、状態を確かめてから購入すること、これは結構重要なことだと思っている。

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