格安でマイホームが手に入る

2011.12.02

「競売を利用すれば格安でマイホームが手に入る」と煽る人は多いが、現実には、競売市場で個人が有利な取引をすることはきわめて難しい。あらかじめ物件の転売価格が3500万円、リフォーム費用が200万円とわかっていれば、業者の仕入価格を3000万円前後と予想できるから、たとえば3100万円で落札することで200万円(+仲介手数料)を節約することができる。だが、充分な不動産売買情報を持たない個人がこのような正確な値づけをすることは不可能に近い。

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結果的に、競売に参加する個人は、最低売却価額付近で無意味な入札を繰り返すか、市場価格よりも高い値段で落札することになる。不動産市場では、プロに比べて個人投資家はきわめて不利な立場に置かれている。株式市場に喩えるなら、直近の売買価格を知らずに当てずっぽうで注文を出すのに等しい。




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